みなさんは本を読むときどんな選び方をしますか?
私は本を読んで新しい知見を得たいという観点から、
未知の分野の本を読むことが多いです。
逆に選ばない本は、
もう自分ができている、わかっている分野の本です。
最近読んだ「話す力」という本は、
話す力を身に着けたいというよりも著者の阿川さんの文章が読みたいという理由で選びました。
「話す力」はそこそこ身についている、むしろ得意だと思っていた自分でしたが、
この本を読んで発見がありました。
そんな話を今回していきたいと思います。
何となくやっていることが言語化できる
自分がもともと得意な事って意外と言語化して説明できないことって多いです。
偉大な功績を遺したスポーツ選手が必ずしも優秀な指導者になるわけではないこともよくある話です。
出来るとそれを言語化することは違うということですね。
言語化できていれば、
自分が何かに躓いた時に軌道修正できます。
才能型のアスリートがスランプに陥ると抜け出しにくくなるのは、
感覚での動きが多いからだと聞いたことがあります。
誰かに説明するときに役立つのはもちろん、
こうした応用の効く力に自分の能力を昇華することができるんじゃないかと考えました。
得意を伸ばすきっかけになる
得意と思っていても完全ではなく、
人それぞれの方法論や考え方があります。
阿川さんの本を読んで思ったのは、
とにかくコミュニケーションの軸に優しさがあるということです。
自分も行動としてはできていることでも、
優しさを忘れてしまっていることがあるなと思いました。
またコミュニケーションで迷ってしまった時に、
「相手への優しさ」に立ち戻って考えられるようになりました。
読書が苦手な人にも
自分が得意なことであれば本を読み進めるのもだいぶ楽です。
活字が苦手な人は自分の得意分野で本を探してみるのも良いかもしれませんね。
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