【コラム】ハズレ本の見分け方|買って後悔しない本の選び方6つのコツ

ハズレ本を引かないための工夫 アイキャッチ画像

「せっかく買ったのに、最初の数十ページで手が止まってしまった」

本を読む人なら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか。
私も実は、そういう経験をたくさんしてきました。図書館で借りた本ならまだいいのですが、買った本でそうなってしまうと、かなり凹みます。

ただ、何冊も「ハズレ」を引くうちに、自分が挫折しやすい本には共通点があることに気づきました。共通点がわかれば、買う前に避けることもできます。

この記事では、私がハズレ本を引かないために意識している本の選び方をまとめました。

この記事でわかること

  • 「ハズレ本」になりやすい本の特徴
  • 買う前にできる、ハズレ本の見分け方6つ
  • 試し読みでチェックしているポイント
  • それでもハズレを引いてしまったときの考え方
目次

そもそも「ハズレ本」とは?

ここでいうハズレ本は、「世間的に評価が低い本」ではありません。自分にとって、読み進められなかった本のことです。

同じ本でも、読むタイミングや目的によって当たりにもハズレにもなります。だからこそ、他人の評価だけで選ぶとズレが起きやすいのだと思います。

ハズレ本になりやすい本の特徴

私が途中で挫折しやすい本には、次のような特徴がありました。

  • 序章と目次だけで、中身が予測できてしまう:読む前から結論がわかり、読み進める動機がなくなる
  • 方法論ばかりで、具体的なエピソードがない:「〜しましょう」が続くだけで、頭に入ってこない
  • 知っている話の繰り返しになっている:同じジャンルの本を何冊か読むと、特に感じやすい

あなたにも「こういう本はいつも途中で止まる」というパターンがあるかもしれません。それを知っておくだけでも、本選びの精度は少し上がります。

ハズレ本を見分ける6つのコツ

コツ① 書店の平積み・帯の言葉を過信しない

私は以前、書店で平積みされている本=人気があって買っても後悔しない本、と思い込んでいました。

帯には「〇〇さん絶賛」「〇〇万部突破」「〇〇大学の人気講義を書籍化」など、思わず手に取りたくなる言葉が並んでいます。すべてが大げさだとは思いませんが、ものは言いようというところもあります。売れている本と、自分に合う本は別の話です。

実際、買ってみてから「思っていたより内容が薄い」と後悔したことも少なくありません。平積みの本は目に留まりやすいぶん、買うときは一歩引いて見るようにしています。

コツ② 序章と目次を試し読みする

ハズレの本は、序章と目次を読んだ段階で「たぶん合わないな」と気づけることが多いです。少し面倒でも、Amazonなどの試し読み機能や書店で中身を確認してから買うようにしています。

試し読みでは、次の3点をチェックしています。

チェックすること見るところ
知っている話の繰り返しではないか目次の項目に、新しく知りたいことがあるか
具体的なエピソードや実例があるか序章の最初の数ページ
文体が自分に合うか数ページ読んで、引っかからずに読めるか

読み応えのある本なら、多少難しくても最後まで読み切れることが多いです。以前レビューした『難しい本を読むためには』は、その好例だと感じています。

コツ③ 信頼できる著者・発信者のおすすめから辿る

好きな著者や、考え方に共感できる発信者がすすめている本を読んでみるのもおすすめです。

私がよく聞いているVoicyという音声プラットフォームには、おすすめの本を紹介している方も多く、そこから本を買うこともよくあります。X(旧Twitter)やInstagramでも、同じような発信はたくさん見つかります。

もともと考え方が近い人のおすすめなので、自分にとっての「当たり」を引く確率も上がります。

コツ④ レビューは「低評価」と「中くらいの評価」を読む

レビューサイトやSNSの感想も参考になりますが、高評価だけを見ると期待が膨らみがちです。

私は、低めの評価や中くらいの評価の感想に目を通すようにしています。「具体例が少ない」「前作と内容が近い」といった指摘が、自分の苦手なパターンと重なっていないかを確認するためです。

ひとつの評価だけに頼らず、複数の情報源を見比べてみるのがポイントです。

コツ⑤ 迷ったら図書館で借りてから買う

買うかどうか迷う本は、まず図書館で借りてみるのも一つの方法です。読んでみて手元に置きたいと思えたら、そのとき買えばいいのです。

人気の新刊は予約待ちが長くなることもありますが、少し前の本ならすぐに借りられることも多いです。図書館の使い方は図書館をうまく活用する方法のコラムでまとめています。

コツ⑥ 「なぜこの本を読みたいのか」を一言で決めておく

なんとなく話題だから、という理由で買った本ほど、途中で止まりやすいと私は感じています。

買う前に「この本から何を知りたいのか」を一言で決めておくと、目次を見たときに合う・合わないを判断しやすくなります。目的がはっきりしていれば、試し読みのチェックも的確になります。

それでもハズレを引いてしまったら

どれだけ気をつけても、合わない本に当たることはあります。

そんなときは、無理に最後まで読まなくても大丈夫だと私は思っています。目次から気になる章だけ拾い読みする、いったん寝かせて時間をおいて読み直す、といった付き合い方もあります。

読み終わった本や合わなかった本の手放し方は、読み終わった本はどうする?手放し方6選で紹介しています。

よくある質問

Q. 試し読みができない本はどうしていますか?
A. 図書館で借りられるか確認するか、書店で中身を見てから判断しています。どちらも難しいときは、信頼できる人のおすすめかどうかを重視します。

Q. ベストセラーは選ばないほうがいいのでしょうか?
A. そんなことはありません。売れている本にはそれだけの理由があります。ただ、自分に合うかは別なので、試し読みや目次の確認はしてから買うのがおすすめです。

Q. 要約サイトや解説で済ませるのはどうですか?
A. 内容をざっとつかむには便利です。ただ、本当に読みたい本ほど、要約だけで済ませないほうがいいと私は考えています。理由は本当に読みたい本を解説本や要約で済ませてはいけない理由のコラムに書きました。

まとめ:自分に合う本を選ぶのは、自分にしかできない

ハズレ本を引かないためのコツを6つご紹介しました。

  • コツ① 書店の平積み・帯の言葉を過信しない
  • コツ② 序章と目次を試し読みする
  • コツ③ 信頼できる著者・発信者のおすすめから辿る
  • コツ④ レビューは「低評価」と「中くらいの評価」を読む
  • コツ⑤ 迷ったら図書館で借りてから買う
  • コツ⑥ 「なぜこの本を読みたいのか」を一言で決めておく

せっかく時間とお金をかけて読むのだから、自分に合った本を読みたい。そう思って続けてきた、私なりの本の選び方です。

最近ハズレ本を引いてしまったなという方は、どれか1つだけでも次の本選びで試してみてください。

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