『一点集中術(SINGLE TASK)』要約と感想|マルチタスクをやめて仕事が片付いた2つの実践

※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

本ブログをご覧になっている方は社会人の方が多いでしょうか?
今回は、仕事の効率を上げる「シングルタスク」をテーマにした本をご紹介します。

今回ご紹介する本は日々を忙しく過ごしている
ビジネスマンの方に特におすすめの本です。

皆さんは毎日仕事で様々なタスクを処理しなければなりません。

いわゆるマルチタスクというやつです。

その結果、
1日が終わった時に何も仕事が片付いていない
といったような経験をお持ちではないでしょうか?

そういった問題を解決するのが、デボラ・ザック著『SINGLE TASK 一点集中術』で紹介されている「シングルタスク」という考え方です。

目から鱗の内容なので、
仕事の能率が上げられず悩んでいる方はぜひ本書を読んでみて下さい。

目次

『一点集中術(SINGLE TASK)』の要約を3行で

  • マルチタスクは存在しない。人は作業を切り替えているだけで、そのたびに集中が途切れる
  • 一度に1つの作業に集中し、割り込みには「ノー」と言うことで、仕事の質も周りからの信頼も上がる
  • 環境づくり→1日の行動→周りとの関係の順に、一点集中を習慣にしていく

『SINGLE TASK 一点集中術』の概要

著者:デボラ・ザック
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2017/8/31
ページ数:224ページ
この本の読書難易度は★5中★3です。

本書の詳しい情報は、ダイヤモンド社の書籍ページ(新装版)でも確認できます。価格や在庫状況は変わることがあるため、購入前に各書店のページをご確認ください。

実務経験がある方にお勧めなので
★3とさせていただきました。

とはいえ、ビジネスマンの方以外の方でも
参考になる点が多いと思いますので、
ぜひ読んでみてください。

新装版と旧版の違い

この記事は2017年の旧版『SINGLE TASK 一点集中術』をもとに書いています。2025年5月には、ダイヤモンド社から新装版が出ています。

新装版旧版
書名限られた時間で次々とやりたいことを実現できる 一点集中術SINGLE TASK 一点集中術
発行2025年5月2017年8月
ページ数262ページ224ページ
定価1,650円(税込)—
電子版あり—

新装版には「日本のみなさまへ ── 新装版によせて」という序文が加わっています。これから買うなら、新しく出た新装版がおすすめです。

全7章の構成(新装版)

ダイヤモンド社の書籍ページに載っている目次をもとに、3部の流れをまとめました。

  • Part 1 原則を固める(第1〜2章):マルチタスクの弊害と、一点集中術の基本。自分の集中の傾向をチェックする
  • Part 2 行動を変える(第3〜5章):集中しやすい環境づくり、1日の行動の組み立て方、周りへの「ノー」の伝え方
  • Part 3 定着させる(第6〜7章):大事な課題に時間を振り向ける方法と、一点集中を日常に根づかせる方法
  • 付録:シングルタスクの利点とマルチタスクの欠点

マルチタスクは存在しない

まず著者の一貫した主張として
『マルチタスクなど存在しない』
という考えがあります。

実は人間はマルチタスクをしているように見えて、
シングルタスク(1つの仕事)を切り替えながらやっているに過ぎないというものです。

なので同時に並行して仕事をしているという考えは幻想に過ぎないのです。

マルチタスクは人間には出来ない

シングルタスク一点集中術|マルチタスクは人間には出来ない

『自分は車の運転をしながら人と話せるし、食器を洗いながらテレビをみることもできる!』

そう主張される方もいるかもしれません。

確かに脳の同じ領域を使わない作業であれば
マルチタスクが可能な場合があるそうです。

ただし、よく考えてみて下さい。

運転中におしゃべりに気を取られて道を間違えたり、
ブレーキが遅くなった経験はありませんか?

少しでも片方のタスクに気を取られると
人間は簡単にマルチタスクが出来なくなってしまうのです。

結局人間である以上、シングルタスクで一つ一つの作業に集中することが
効率的な結果につながるのです。

ちなみに、ハーバード大学の研究からも
「もっとも能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数が少ない」
という研究結果が出ています。

タスクを切り替えるたびに、元の作業に集中し直すまでには時間がかかると言われています。こまめな切り替えが続くほど、見えないロスが積み重なっていくのです。シングルタスクは、このロスを減らすための考え方ともいえます。

ノーと言うことで信頼される

シングルタスク一点集中術|ノーと言うことで信頼される

何でもかんでも安請け合いすると
あなたの仕事は間違いなくメチャクチャになります。

優先順位をつけて、一つずつ処理をしていく中で
途中で邪魔が入るときが多々あると思います。

そんな時に一回一回手を止めて対応していると、
集中力が削られて行ってしまい、クオリティの高い仕事をすることができなくなります。

時にはきちんとノーと言って、自分の中での優先順位を守ることで
仕事のクオリティを担保することができるのです。

結果的にそういった人が信頼される人物になるのです。

シングルタスクで今ここの作業に集中する

シングルタスク一点集中術|今ここの作業に集中する

結局効率的に作業を行うためには、
シングルタスクで一つずつ作業を終えていくほかありません。

それは言い換えるならば、
「今現在の生きている瞬間に集中する」
ということです。

未来のことや過去のことを考えずに、
一つのことに専念することで人が持つ本来の独創性や
集中力を発揮できます。

作業をするときにスマホやゲームなど気が散るものを置いていませんか?

それらはシングルタスクをする上で大きな障害になります。
よく言われていることですが、集中して作業を行いたいときは
気を紛らわすものをできる限り排除して取り組みましょう。

マルチタスクは存在するのか

本書ではマルチタスクというものは本来存在せず、
「マルチタスクとは絶えず気が散っている状態」
と批判しています。

ちなみに
「なぜ人間がマルチタスクを求めるか?」
という疑問がとても有益な答えを私たちに与えてくれます。

これは「人間が一つの思考にじっくり向き合うのを避ける性質があるから」なのです。

自ら忙しく生活することで、
本当に向き合わなければならないことから目を背けているのです。

皆さんも心当たりがないでしょうか。

今もせわしなく働いている人がいたら、
まずは自分の仕事を落ち着いてリストアップして一つずつ片付けていきましょう。

それこそが近道であり、結果としてあなたの仕事のクオリティを上げてくれます。

シングルタスクを実践してみての感想

本書の中の考え方を実生活で活用した結果を皆さんに紹介したいと思います。

今回私がしたのは以下の2つです。

①メールには即レスせずに、優先順位を順守して作業する。
②集中したいときはデスクを離れて作業する。
この2つです。

実践して思ったのは、「とても効果的!」ということです。
特に①は自分に効果的でした。

今まで作業中でもメールやメッセージが来たらそれに対応していたのですが、
それをやめたことで結果的に作業に集中できるようになりました。

それだけメール等の通知に心を乱されていることがわかりました。
メールの通知を消したりするのが効果的でしたので
是非皆さんもしてみてください。

②ですが、職場ではデスクにいると話しかけられることが多く、
それで作業が中断することが多々ありました。

なので、集中したいときは自席を離れることにしました。
これも効果的でした。

事前に周りにこれから集中して作業したいから~といって
別の集中できるスペースで作業をするようにしました。

意識が他人によって中断されないので、
ミスが減ったように思います。

マルチタスクをしていた時は、やはり気が散っていたんですね。
これからもシングルタスクを念頭に仕事をやっていこうと思います。

仕事の効率をさらに高めたい方は、『時間最短化、成果最大化の法則』の要約・レビューや『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』の要約・レビューもあわせてご覧ください。シングルタスクと組み合わせることで、より実践的な仕事術が身につきます。

『一点集中術(SINGLE TASK)』よくある質問

Q. 新装版と旧版は同じ内容ですか?

新装版は、2017年の『SINGLE TASK 一点集中術』を新装したもので、書名が『限られた時間で次々とやりたいことを実現できる 一点集中術』に変わり、新装版の序文が加わっています。細かな違いまでは確認できていないので、気になる人は書店で目次を見比べてみてください。

Q. マルチタスクは本当にできないのですか?

本書の主張は「マルチタスクに見えるものは、作業をすばやく切り替えているだけ」というものです。運転しながら話すように、同時にできているように見えることもありますが、どちらかに気を取られると、もう片方がおろそかになります。

Q. 何から始めればいいですか?

私が試して効果があったのは、メールにすぐ返信するのをやめて優先順位どおりに作業することと、集中したいときは席を離れることの2つです。まずは通知を切るところから始めるのが、いちばん手軽だと思います。

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