『無愛想のススメ』というタイトルを見て、少し意外に感じた方もいるかもしれません。本書は、無理に愛想よく振る舞うことをやめ、「自分基準で生きる」ことで人間関係のストレスを減らすヒントを教えてくれる一冊です。
『無愛想のススメ』の概要
より詳しい書誌情報は、出版社である光文社の公式サイトでも確認できます。
著者の池田潤氏は、京都大学法学部在学中からブログでの発信を始め、その後独立してメンタルトレーナー・コーチとして活動している人物です。これまで16年以上にわたり、目標達成やコミュニケーション、自己肯定感をテーマにしたトレーニングを提供しており、延べ1万人以上の相談に対応してきた実績があります。本書『無愛想のススメ』にも、そうした経験から得た「人間関係を楽にする」ための考え方が反映されています。
今回ご紹介する本はこんな人におススメです。
『無愛想のススメ』から学んだこと、心に残ったこと
その愛想の良さは、嫌われることを恐れているから。

無愛想になれない人の愛想の良さは、
自分が我慢をすることで生まれています。
他人に良い顔をする為に色々我慢するわけなので、
自分自身の中には不平不満が渦巻いています。
そこまでしてなぜ愛想よく振舞うのでしょうか?
それは嫌われたくないからです。
しかしその愛想のよさは貴方を幸せにはしません。
なぜなら、無理に愛想良くふるまうということは、
自分を押さえつけ、軽くあつかう行為なのです。
愛想は良いけれど、
周りから雑に扱われている人はいませんか?
言いたいことややりたいことを我慢して、
他人軸で生きていても決して幸せにはなりません。
自分を犠牲にした愛想の良さは、自身を幸せにしない。
不愛想に生きるとは、自分基準で生きるということ。

では、不愛想に生きるとはどういうことでしょうか。
それは他人の顔色を気にしたり、
無理に気に入ってもらおうとするのではなく「自分基準で生きること」です。
自分基準で生きるということは「他人の基準」には合わせません。
なので、
・自分が行きたくないところには行かない
・相手のご機嫌をとるようなことは言わない
・他人から否定されても気にしない
こうやって不愛想で生きる=自分基準で生きることで、
他人からの束縛から抜け出すことができます。
一方で不愛想に生きることが大切とはいえ、
わざと不愛想になる必要はありません。
大切なのは、
「不愛想になることも出来る」状態でいること。
いつも無理に愛想良くしかできない人に比べて、
不愛想になるという選択肢を持つことで日々のストレスを減らすことができます。
嫌なことをされたら、
不愛想になって戦うことが出来るからです。
不愛想になる為には?
では『不愛想=自分基準で生きる』ために必要なことはなんでしょうか。
頭でいくら無愛想になると思っていても、
実際に行動しなければ何も変わりません。
著者は本の中で具体的な行動をいくつか挙げています。
・無理な愛想笑いをやめる
・軽く扱われたときは不機嫌になる
・相手のご機嫌を取るようなことは言わない
・媚びない
・下手に出ない
具体的な行動をまずやってみることは非常に大切です。
なぜなら行動が自身の内面を変えていくからです。
先にも書きましたが、
思っているだけでは何も変わりません。
行動をすることで、
初めて現実に影響を与え変化が起きます。
同時に行動することで自分の内面も変わってきます。
今まで愛想よく生きてきた人にとって、
無愛想なることは本当に勇気がいると思います。
しかし行動しなければ何も変わりません。
周りに軽く扱われる、なめられる、軽く扱われることで、
ストレスを抱えている人は勇気を振り絞って行動してみましょう。
当ブログの筆者も愛想が良いほうで苦労しているので、
悩んでいる方の気持ちがよくわかります。
愛想良くしてしまう皆さんが変われるように応援しています。
本の内容を実践してみて怒ったりすることは大切だと思った。

本の内容を早速実践してみました。
私が実践した行動は
・愛想笑いをやめる。
・不快な時な不快な感情を表に出す(なるべく大人な言葉づかいで)
この2つをまずやってみました。
そして感じた効果は以下の通りです。
・愛想笑いをやめると、よく笑えるようになる。
愛想笑いをしていると面白くないことにも笑っているので、
感情がマヒしてくると思いました。
なので愛想笑いをやめると自分の感情がより素直になって、
本当に自分が楽しいことや嬉しいことがハッキリしてくる感覚になりました。
本の中にも書いてありましたが、愛想笑いは感情の喪失を生みます。
なので皆さんも自分の感情にもう少し正直になって、
怒ったり笑ったりすることで自分の感受性を取り戻すことが出来るかもしれません。
・不快な時な不快な感情を表に出さないと、伝わらないこともある
不快なことを言ってきたり、やってきたりする人は、その自覚がないと思いました!
その人の基準で問題ないと思ってやってきているので、
こちらもそれには対抗しなくてはいけません。
笑いながらやんわり反論しても、そんな人達には伝わりません。
勇気がいりますが、
はっきりとこちらの意図を伝えないとずっとズルズル不快な状況が続きます。
ぜひ皆さんも勇気を出して言ってみましょう。
どうせ全員に好かれるのは無理なので、
嫌われるべき人には嫌われてしまいましょう。
そう割り切ると人間関係が楽になりましたよ!
人間関係で悩んでいる人は本当に沢山いると思います。
そんな方は「不愛想になる」というユニークなアプローチを提案するこの本は、
参考になるところが多いと思います。
ぜひ手に取って読んでみてください!
『無愛想のススメ』と合わせて読みたい、人間関係のヒント
「無愛想になる」というアプローチとあわせて、聞き方を変えることで人間関係を良くする方法に興味がある方には、当サイトの『人は聞き方が9割』もおすすめです。『無愛想のススメ』が自分の心を守るための考え方だとすれば、『人は聞き方が9割』は相手との関係を良くするための実践的なスキルを教えてくれます。両方の視点を持っておくと、人間関係の悩みに対してより柔軟に対応できるようになるはずです。


コメント