『運動脳』要約と感想|運動が脳を変える理由と、3か月続けてわかった効果

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【本の概要】
本のタイトル:運動脳
出版社: サンマーク出版
発売日:2022/8/19
ページ数: 366ページ
翻訳:御舩由美子
定価:1,650円(税込)/電子書籍あり
この本の読書難易度は★5中、★3です!

●読もうと思ったきっかけ
・本屋のお勧めコーナーに置かれていたから
・なぜ運動することが、脳に良い影響を与えるのか気になったから

目次

『運動脳』の要約を3行で

  • 私たちの脳と体は、今も狩猟採集の時代のまま。だから体を動かすと、脳はよく働く
  • ウォーキングやランニングなどの有酸素運動で、ストレスへの強さ・集中力・記憶力・創造性が伸びる
  • 何歳からでも、短い時間からでも効果がある。大切なのは続けること

著者・アンデシュ・ハンセンとは

著者はベストセラーである『スマホ脳』を書いた
スウェーデン・ストックホルム出身の精神科医です。

日本でも「世界一受けたい授業」などに
出演され精力的なメディア活動もされています。

『運動脳』の概要・あらすじ

『運動脳』(アンデシュ・ハンセン著)レビューのイメージ

脳のパフォーマンスを発揮するために
必要なことは何でしょうか?

瞑想?脳トレゲーム?

いえいえ、それらに勝るものがあると筆者は言います。

それが「運動」です。

本書では「身体を動かすことほど良い影響を脳に及ぼすものはない」をテーマに
効果のある運動方法やそのメカニズムについて
説明していきます。

出版社の紹介によると、『運動脳』は2018年に刊行された『一流の頭脳』を加筆・再編集した一冊で、本国スウェーデンでは67万部を超えるベストセラーになっています。ストレス、集中力、記憶力、創造性、学力など、脳のさまざまな力と運動の関係が全10章で解説されています。

『運動脳』全10章の構成

第2〜7章で、ストレス・集中力・やる気・記憶力・アイデア・学力と、脳の力ごとに運動の効果が語られます。最後の第10章「運動脳マニュアル」が、実践編のまとめです。

  • 第1章 現代人はほとんど原始人
  • 第2章 脳から「ストレス」を取り払う
  • 第3章 「集中力」を取り戻せ
  • 第4章 うつ・モチベーションの科学
  • 第5章 「記憶力」を極限まで高める
  • 第6章 頭のなかから「アイデア」を取り出す
  • 第7章 「学力」を伸ばす
  • 第8章 健康脳
  • 第9章 最も動く祖先が生き残った
  • 第10章 運動脳マニュアル

『運動脳』から学んだこと、心に残ったこと

脳のイメージ

脳は成長させることができる!

運動によって脳は物理的に変えられる

アンデシュ・ハンセン『運動脳』 サンマーク出版 (2022/8/19)

ある程度の年齢になると、人間の脳は完成し
それ以降は衰える一方である。

そんな風に皆さん思っていませんか?
私も人間の脳が育つのはあくまで若い時だけだと
思っていました。

しかし筆者は

「ウェイトトレーニングをすると筋肉がつくように
運動を行うことで、物理的に良い方向に
脳を変化させることができる」
と言っています。

つまり今からでも脳を変えることができるのです!

具体的には、記憶力や集中力が
高まるといったメリットがあるそうです。

運動の効果はわかりましたが、

じゃあどれだけ運動すれば効果があるの??

と皆さん思いますよね。

筆者によると

・ランニング
・ウォーキング

といった有酸素運動が効果的であると
言われています。

時間でいえば、30~40分の有酸素運動を週に3回行うことが
脳に対してよい効果を与えてくれます。

ただ、少し運動したからといって、
すぐに効果が出るわけではありません。

何事も継続が大切です。

運動も継続して行うことで
効果が出始めます。

なので、気長に運動を楽しみながら
続けていくことが大切です。

ちなみに、出版社の紹介文では「たった5分のウォーキング・ランニングでも脳に作用する」「何歳からでも効果がある」とも書かれています。いきなり長時間の運動を目指さなくても、まずは短い時間から始めてみるのが続けるコツかもしれません。

ストレスへの耐性を高めることができる。

運動脳から学んだことをメモするイメージ

心拍数を上げて、脳に予行演習をさせる。

アンデシュ・ハンセン『運動脳』 サンマーク出版 (2022/8/19)

運動をすることで、ストレスへの
耐性をつけることができる。


ストレス社会を生きる皆さんには、
非常に有益な情報ではないでしょうか。

確かに運動をすると、何となく気分がすっきりすることは
多くの人が経験されたことがあるかと思います。

本書ではそのメカニズムを詳細に説明しています。

中でも私の中で印象に残った一文が
上記で引用した文章です。

運動をすると心拍数が上がりますよね?
これはストレスを感じた時も同様です。

運動をすることで脳に、
「心拍数は上がってきたが、これがパニックの予兆ではなく、
心地よい気分をもたらしてくれるものだ
」

と体にとって異常な状態ではないと
脳に教えることができると筆者は言います。

『運動脳』の感想・こんな人におススメ!

ランニングする人のイメージ

様々な実験結果や論文を基に
説明がなされているので、
非常に説得力の高い内容でした。
(参考文献のリストもダウンロードできるようになっています!)

いかに運動が脳にとってメリットがあるのかを
様々な視点で教えてくれるので、
読み終わると体を動かしたくなります!

実際に私も読了後に、
ジムに入会しに行きました笑

運動をしている人はもちろん、
運動を始めたいと思っている人、
どちらの人にもモチベーションとなる本です!
ぜひ手に取って読んでみてください!

おまけ 実際に運動を3か月続けてみて実感した効果

私が本書を読んで運動を始めて3か月が経過しました。
そこで、運動を続けることで感じた効果について
皆さんに紹介したいと思います。

集中力が上がった。(特に運動後)

これは運動後に特に感じました。
運動後は頭がさえて集中力が増しました。

気分が乗らない作業も運動後であれば、
いつも以上に集中して取り組むことができました。

頭を使う作業は運動後に。
逆にあまり考えなくてもできる作業系のものは運動前に行うことで全体の作業効率が上がりました。

運動後の作業は集中力が上がる。
特に頭を使う作業の効率がアップする!

気分の切り替えが上手になった。

今までは落ち込んだり、ムシャクシャしたときは
お酒を飲むことで何とか乗り切ってきました。
(実際は二日酔いなどで、リラックス出来てませんでしたが。。。)

しかし運動をするようになってからは、
気分転換を運動でするようになりました。

お酒と違って二日酔いもないし、
体も鍛えられるし一石二鳥です。

「何か起きても、運動が自分にはある!」

という心持ちで生活できるのは、
自分のメンタルを安定させることにつながると思います。

以上、
簡単ですが運動をしての効果を紹介させていただきました。

自分の感想としては、
実践してみて良いことが多かったです。
皆さんも健康に注意しながら、
運動にチャレンジしてみることをお勧めいたします!

なお本書の著者アンデシュ・ハンセン氏は、日本でも大きな話題となった『スマホ脳』の著者としても知られる精神科医です。日本語版の翻訳は御舩由美子氏が手掛けています。運動と脳の関係だけでなく、スマートフォンが脳に与える影響が気になる方は、あわせて読んでみると理解が深まるかもしれません。書籍の詳細情報はサンマーク出版の公式サイトでも確認できます。また、脳を休ませて疲労を軽減する方法については、当サイトで紹介している『医者が教える疲れない人の脳』もあわせてご覧ください。

『運動脳』よくある質問

Q. 『一流の頭脳』と同じ本ですか?

出版社によると、『運動脳』は2018年に刊行された『一流の頭脳』を加筆・再編集した一冊です。『一流の頭脳』を読んだ人は、内容の多くが重なる点に注意してください。

Q. 『スマホ脳』との違いは?

どちらもアンデシュ・ハンセンさんの本ですが、『スマホ脳』はスマートフォンが脳に与える影響、『運動脳』は運動が脳にもたらす効果がテーマです。子ども向けには、運動と脳の話を親子で読める『最強脳』(新潮新書)もあります。

Q. どれくらい運動すればいいですか?

この記事で紹介したとおり、目安は30〜40分の有酸素運動を週3回ほど。ただ出版社の紹介では「5分からでも効果がある」とされています。まずは続けられる長さで、体を動かす習慣をつくるのがおすすめです。

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