皆さんは、モノはたくさん持つ派でしょうか?
それとも厳選されたモノを少なく所有する派でしょうか?
私はどちらかというとモノは少ない人です。
ですが日々生活を続けていると、
少しづつモノが増えてきて、
部屋を圧迫してきます。
そんな私が最近気になったのが
「ミニマリスト」
という生き方です。
とにかく必要最低限のモノしか所有しない生活は、
「全部は参考にはならなくても、自分の生活に取り入れられる部分が
少しあるのでは・・・?」
と思ったからです。
本書ではそもそも「ミニマリスト」ってどんな人なのか?
モノを減らす効果・意味について説明されていきます。
膨大なモノに囲まれていきている現代人にとって
大変示唆に富んだ内容になっていると感じました。
『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』の概要
この本はこんな人におススメです。
著者・ミニマリストしぶ とは
著者は少ないモノで生活をするミニマリストで、
YouTube、ブログ、出版、ミニマリストに向けた製品開発等
様々な活動をしています。
ミニマリストであることをビジネスにしてしまっている
なんて徹底していますよね!
『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』から学んだこと、心に残ったこと
そもそもミニマリストって何?
![](https://kyouyoumap.com/wp-content/uploads/2023/04/question-g2a3244080_1920-1-1024x599.jpg)
冒頭でも書きましたが、
私はミニマリストというのは
”モノを極端に持たない人たち”のことだと思っていました。
けれどもそれはミニマリズムの一つの形であり、
他にも「装飾がミニマル(最小)のものにこだわる」
だったり「手間が掛からないものを好む」
といったように様々なタイプのミニマリストがいます。
著者はミニマリストのことを
「大事なことを強調するために、あえて少なくする人」
と言っています。
本書ではモノに焦点をあてて
「なぜモノを減らす必要があるのか」
「モノを減らすとどういった効果があるのか」
といった点について説明がされていきます。
ミニマリスト=大事なことを強調するために、あえて少なくする人
モノが多いと不幸になる???
![](https://kyouyoumap.com/wp-content/uploads/2023/04/office-gc1580c573_1920-1024x683.jpg)
なんとなくモノが多いと満たされた気分になると
思う人は多いのではないでしょうか。
しかしモノに囲まれて選択肢が多くなると
人間は「不幸」になると著者は言います。
これには科学的な裏付けがあり、
選択肢が多いほど人は
「選択することが大変で、自分に無力感を感じる」
「選択肢が多いことで、選択に迷いと後悔が生まれる」
等々のデメリットがあるそうです。
この選択疲れから逃れるためには選択肢を
3つまでに絞ることが有効です。
人間が頭の中で、きちんと認識できて比較できる選択肢は「3つ」が限界
つらいときは部屋を片付けよう
![](https://kyouyoumap.com/wp-content/uploads/2023/04/water-g65f325a9b_1920-1024x546.jpg)
「部屋は心の写し鏡」という言葉があります。
これは実際、研究でも分かっています。
散らかった部屋に住むとメンタルが悪化していき、
片づけて綺麗な部屋に住むことで精神状態の改善が
見られるようになったというのです。
「じゃあ何から片付けていけばいいの?」
というところですが
まずはゴミから片付けましょう
というのが著者の意見です。
「えっ?そんなの当り前じゃない」と思うかもしれません。
しかし実際に疲れていたり、落ち込んでいたりすると、
ゴミすら片づけられないことがありませんか?
まずは出来るところから掃除を行って
部屋と心をすっきりさせることが大切です。
部屋を整えて心も整えよう!
『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』を読んだ感想
著者のミニマリストとしての考え方・生き方は、
モノに囲まれた現代人だからこそ、
多くの気づきを得ることが出きると思います。
ミニマリスト的な生き方は、
どの年代の方にも参考になると思います。
部分的に取り入れるだけでも、
今の生活をより良くすることが出来るでしょう。
最後に本書の内容を実行してみての感想を
お話させて頂きます。
部屋がスッキリすると確かに心が落ち着く
![](https://kyouyoumap.com/wp-content/uploads/2023/04/samuel-regan-asante-nvbfwiDEM90-unsplash-1024x683.jpg)
本書を読んで、早速部屋の掃除に取り掛かりました。
掃除をしてみて気づいたことは、
「余分なゴミが実は部屋に結構あるということ」
“使わなくなったスマホの充電ケーブル”
”もう行かないお店のポイントカード”
など。
普段は意識していないだけで、
もうゴミになっているものって
あるんだと気付きました。
そして掃除をして感じたことですが、
本書のいう通り気持ちがスッキリしました。
「これって何でだろう」
と自分なりに考えてみました。
これは
目から入る情報が減って
脳への負担が減るからでは
ないかと思いました。
人間は目から大部分の情報を得ていると言われています。
部屋にモノが散らかっていると、
無意識のうちにそこから情報を受け取ってします。
それが疲れにつながるのだと思います。
極端にモノを減らすことは考え物ですが、
意識して少しモノを減らすことで
得られるスッキリ感は想像以上でした。
皆さんも少し意識して持ち物を見直してみては
如何でしょうか。
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