【本の要約・レビュー】絶対悲観主義~「GRIT無用、レジリエンス不要」の仕事の哲学~

目次

本書のポイント

  1. 「うまくいくことなんてひとつもない」―これが絶対悲観主義
  2. このスタンスで生きれば困難も逆境もない。逆境がなければ挫折もない
  3. 物事に取り組む速度も上がる。悲観から楽観が生まれる。(意外とうまくいったじゃん!)

ポイント図解

感想

「GRIT」とか「やりぬく力」に注目が行く現代ですが、そんな中で提唱されている
「絶対悲観主義」は目から鱗的な考え方でした。

こういう火事場のバカ力は長続きしないというのが、私の経験からっも感じていることです。
その後に強烈に疲れて無気力症候群状態になってしまう。。。

であれば、最初から「物事は上手くいかないよね」と思いきり悲観主義に
自分のスタンスのダイヤルを回しておく。

そうすれば、うまくいかないときは「まあそうだよね」でダメージは少ない。
逆にうまくいったら「うまくいかないと思っていたけど、うまくいった!」と喜びも大きくなる。

実際に早速やってみると、肩の力を上手く抜くことが出来て、むしろ集中力が増した気すらします。

ジョークを交えた著者の文章は読みやすく、さらさらっと読めてしまいました。

ただし、本書で絶対悲観主義について触れている部分は前半の一部なのでそこだけ注意です。
(それ以外は自己啓発というより、エッセイ的な内容になっています)

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