『科学的根拠に基づく最高の勉強法』要約と感想|記憶に残る学び方

※本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

今回ご紹介するのは、安川康介さんの『科学的根拠に基づく最高の勉強法』です。
著者は現役の医師で、アメリカで勤務をしています。
医者になるためには様々な知識を学ばなければなりませんし、ましてやアメリカで医師になるなんて、通常より多くの勉強が必要です。

そんな著者が、数多くの試験を乗り越えていく中で、身に着けた効果的な勉強法を教えてくれます。
紹介する際には、科学的な根拠も併せて教えてくれますので、より納得感があります。

目次

『最高の勉強法』の要約を3行で

  • 繰り返し読む、ノートに書き写す、マーカーを引く——よくある勉強法は、科学的には効果が高くない
  • 効果が高いのは、覚えたことを自分で思い出す「アクティブリコール」と、間隔をあけて復習する「分散学習」
  • つまり「思い出す練習を、間隔をあけて繰り返す」。これが誰にでもできる効率的な勉強の基本

『科学的根拠に基づく最高の勉強法』の概要

著者:安川康介
出版社:KADOKAWA
発売日:2024/2/15
ページ数:256ページ(四六判)
定価:1,760円(税込)
この本の読書難易度は★5中★2です。

科学的根拠と合わせて、具体的な勉強方法を紹介してくれます。

『最高の勉強法』全4章の構成

本書は全4章で構成されています(KADOKAWAの書籍ページより)。人気YouTube動画の内容を、詳しく書籍化したものです。

  • 第1章 科学的に効果の高くない勉強法:繰り返し読む、ノートに書き写す・まとめる、ハイライト・下線を引く
  • 第2章 科学的に効果が高い勉強法:アクティブリコール、分散学習・間隔反復、連続的再学習、インターリービング、自己説明と精緻的質問
  • 第3章 覚えにくいものを覚える古代からの記憶術
  • 第4章 勉強にまつわる心・体・環境の整え方

この記事では、第2章の中心である「アクティブリコール」と「分散学習」を紹介します。

『科学的根拠に基づく最高の勉強法』のポイント

物事を記憶する為には「アクティブリコール」が大切

科学的根拠に基づく最高の勉強法|物事を記憶する為には「アクティブリコール」が大切

なかなか聞きなじみのない言葉ですが、物事を記憶に定着させるためには、「アクティブリコール」
という作業が大切です。

アクティブリコールとは
「勉強したことや覚えたいことを、能動的に思い出すこと、記憶から引き出すこと」です。

勉強と聞くと、とにかくインプットを中心に勉強しがちではないでしょうか?
けれどもそれでは、かなり効率の悪い勉強法になってしまっています。

大切なことは、積極的に覚えたことを思い出すことです。
著者がおすすめしている方法として、「白紙勉強法」というものがあります。

英単語のリストなど、覚えたい情報をまず読み、その後、その情報を見ないで、
覚えたい内容を、白い紙にできるだけ書き出していきます。

その際のポイントは、元の情報を見ない、つまり記憶の手掛かりがない状態で、
頑張って記憶から内容を引き出すことです。

こうすることで、ただ教科書を読んだり、ノートにまとめるよりも
はるかに効果的に情報を頭に入れることができます。

分散学習の方が効果的

科学的根拠に基づく最高の勉強法|分散学習の方が効果的

一夜漬けのように、まとまった時間で勉強をすることを「集中学習」といい、
間隔をあけて勉強することを「分散学習」といいます。

これは皆さんも実感があると思いますが、一度に集中して大量にやるよりも、
分散学習した時の方が頭に入ると思いませんか?

これは科学的にも裏付けがある理論です。

覚えにくいものや、難易度の高い勉強をするときは
思い切って勉強する間隔をあけて何回かトライするほうが効率よく
頭に入るかもしれません。

分散学習を取り入れるなら、たとえば「学習した翌日」「3日後」「1週間後」のように、少しずつ間隔を空けて復習の予定をあらかじめ決めておくと続けやすくなります。アクティブリコールと組み合わせれば、最高の勉強法を日々の学習に無理なく取り入れられるはずです。

アクティブリコール+分散学習が効率的な勉強の基本

アクティブリコールを、間隔をあけて、ただ繰り返す。
シンプルですが、これが誰にでもできる効率的な勉強方法です。

資格試験や勉強で苦労されている方は、ぜひこの勉強方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

他にも勉強のコツについて紹介がされていますので、
気になった方はぜひ読んでみてください。

本書の詳しい情報は、KADOKAWAの書籍ページでも確認できます。価格や在庫状況は変わることがあるため、購入前に各書店のページをご確認ください。

追記:実践したところ簿記2級に合格しました!

アウトプット重視の勉強法を取り入れ、無事簿記2級に合格することが出来ました。

それまでは毎日テキストを読んで→問題を解くというやり方だったのですが、
これだとテキストを読み終えたところで疲れてしまったり、途中で家族の面倒を
見なくてはならなくなったりと、なかなかアウトプットまでたどり着きませんでした。

そこで、この本を読んでから勉強方法を切り替えました。
アウトプットしてからインプットです。

テキストは1,2回通してざっと読んだ状態というのが前提ですが、
そうしたらもう問題集を解きまくりました。

そこで分からないところがあったら、テキストに戻るというやり方です。
一見非効率そうですが、絶対こっちのやり方のほうが頭に入りましたね。

最初わからなくても、間違えたところは記憶に残りやすくなります。

皆さんもぜひ試してみてください!

実際に簿記2級に合格するまでのスケジュールや具体的な勉強の進め方は、簿記2級に独学一発合格した勉強法の記事で詳しくまとめています。また、読書で得た知識を忘れないための工夫は読んだ本の内容を忘れないためのコラムでも紹介しています。

『最高の勉強法』よくある質問

Q. 効果が低いとされる勉強法は何ですか?

本書の第1章では、「繰り返し読む」「ノートに書き写す・まとめる」「ハイライト・下線を引く」の3つが、科学的には効果が高くない方法として挙げられています。やった気にはなりやすいものの、記憶に定着しにくいのが理由です。

Q. アクティブリコールは、具体的にどうやるのですか?

手軽なのが「白紙勉強法」です。覚えたい内容を一度読んだら、元の情報を見ずに、白い紙に思い出せるだけ書き出します。問題集を解いて、わからないところだけテキストに戻るのも、アクティブリコールの一つです。

Q. 資格試験の勉強にも使えますか?

使えます。私自身、この本を読んで「問題集を先に解く」勉強法に切り替え、簿記2級に合格しました。働きながらの資格勉強の進め方は、簿記2級の独学勉強法や宅建の独学勉強法の記事でも紹介しています。

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